
あ~夏本番。
毎年恒例、大クーラー時代の到来です。
エアコンクリーニングをした方がいいと色々なメディアで取り上げられたり、職場の休憩所にいるちょっとリッチなおばちゃんが言ってますが、正直高い。
コンビニでコーヒー買うのが高いからと水筒を持参しているボクにはエアコンクリーニングはかなりの高級サービス・・・だと思っていました。
ポジショントークでは無くちゃんと勉強して思うことは定期的なエアコンクリーニングは結果的に損失を減らせるサービスだと思っています。
体調不良がなくなったり、エアコンが長持ちしたり、電気代節約にもなる。
節約家のボクからみてもちょっと高級サービスではあるもののエアコンクリーニングはした方がいいと思っています。
しかし、エアコンクリーニングは高い。
それは間違いないと言うことで、初めての人でも簡易分解エアコンクリーニングが出来るようにレクチャーしていきたいと思います。
必要な道具
・プラスドライバー
・マイナスドライバー(爪を外すのに使うので、先がマイナスドライバーみたいになってたら大丈夫です。)
・ホッパー
ホッパーは使い捨て用でもいいかも(ボクは使い捨ての方使ったことないので上のホッパー推奨)
・マスキングテープ
・マスカー(550mmでも1100mmでもOK。1100mmの方がやりやすいかも)
・脚立
・雑巾(ウエス)
・エアコン用洗剤
プラスドライバー、マイナスドライバー、マスカー、マスキングテープはホームセンターで買うのがいいかも。
エアコンクリーニングの方法
今回分解する機種は富士通のAS-A229Hです。
他のメーカーで若干違うのですが大体やり方は一緒です。
作業前は必ずコンセントを外して行いましょう。
まずは床が濡れないようにマスカーをしましょう。

脚立をセッティングし全面パネルを開けます。

フィルターを外します。

全面パネルを外します。
富士通の全面パネルはここを外に引っ張りながら手前に引くと外れます。

外れました。
左右のつまみを外して全面パネル外します。

ビスを外します。
今回の機種は写真のとこにビスがあるのでプラスドライバーで外します。
機種によってはビスが隠されている場合があります。
見えるビスを外してもなんかビスで止まっている感じがしたら探しましょう。

鬼門その1
ルーバーを外します。
このルーバーはめちゃくちゃ折れやすいので、古かったり、不安だなと思ったら外さないでもいいですが、出来れば外しましょう。

ルーバーを曲げて真ん中のひっかけから外します。
コツは力の限りしないこと、慎重に曲げてみましょう。

真ん中が取れたらあとは左→右の順番で外していきます。

富士通のエアコンのルーバーにはバネがあるので無くさないように取っておきましょう。

あとはカバーを外せば分解は終わりです。
カバー上の左側を見ると本体とカバーに爪があります。

これをマイナスドライバーでコネて上に上げて爪を外します。
富士通の場合は爪を上に上げて外しますが機種によっては爪を押し下げて外す場合もあります。
カバーと本体がどこで爪で付いているかよーく見てみましょう。
絶対どこかで引っ付いているので隙の糸を見つけましょう。
外れないからと力づくで外そうとしたらエアコンの本体が壁から外れる可能性もありますので絶対に隙の糸を見つけましょう。

右も左も無事に外れました。
メーカーによっては真ん中にも爪があるので注意しましょう。

前の真ん中にも爪がありますので外します。

手前にクイッと持ち上げたら簡単に外れます。

あとはガタガタと引っ張ればカバーが外れます。
ここも慎重に。
外れないときはどこかに引っかかっています。
どこが引っかかっているかよーく見ましょう。爪やビスがあるはずです。

半裸になりました。

温度感知するセンサーがありますので線は付いたままでいいので外しておきましょう。

上のバーも外せるなら外しておきましょう。
上に軽く引っ張ったら外れます。

ここに基盤などがあります。
壊れないように養生をします。

水濡れ厳禁部分にウエスを巻きマスキングテープで固定します。

その上からマスカーを貼ります。

上や下に穴が開いているのでマスキングテープで塞いでおきましょう。


本体下の部分にマスカーを貼ります。

角は剝がれないようにマスキングテープで固定しておきましょう。

本体をマスカーで囲います。
本体にマスカーを付けてぐるっと1周する感じに巻きます。



養生完成です。

ホッパーを取り付けます。



上の部分はマスキングテープで天井に付けましょう。

ここから洗浄に入ります。
まず、洗剤をかけまくります。

洗剤の散布が終わったら洗い流します。
高圧洗浄がいいですが、家庭用ホースのストレートでも充分洗浄できます。
ちなみに、ボクは高圧洗浄してますが今回はホースを使いました。

下のファンを洗浄をするときは水の力で回転させないために固定して洗浄しましょう。
水の力で勢いよく洗浄したらファンのモーターが故障する可能性があります。
洗剤の洗い残しが無いようによく洗浄したら、終わりです。
洗った後はしばらく送風運転をして中を乾かしましょう。
カバーとかは中性洗剤で洗ってよく拭いておきましょう。

まとめ
最初は大変だと思いますがなれれば1時間ほどで出来るようになります。
ボクも最初は1台するのに半日かかったのはいい思い出。
これで快適なエアコン生活が待っています。
重い腰を上げてエアコン洗浄にチャレンジしてみましょう。